ギャンブル・コンサルタントに求められるモラルとは?

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私は最近、ある本の1章を読み終えました。本の著者とその友人は、もともとアドバンテージギャンブラーだったそうです。しかしある時から彼らは、カジノのコンサルタントとしてカジノ側から相談を受けるようになります。彼らがカジノ側に提案する内容は、カジノ側が損をせずにプレーヤーを惹きつけられるようなディールの確立などです。一方で、彼らはギャンブラーたちに対しても、ギャンブルに役立つ情報提供やカウンセリングサービスなどを行うようになりました。

では、彼らがカジノとギャンブラーの双方に対して、このようなカウンセリングや情報提供をするのは、モラルに反していると言えるのでしょうか?これは道義に反する行いだと批判する人もいますが、私はそうは思いません。この投稿でその理由を説明しようと思います。

カジノとギャンブラーは表裏一体の関係にある

多くのギャンブラーが胴元であるカジノに対して「敵対心」を抱いているのも無理はありません。カジノがギャンブラーの掛け金を獲得した場合、ギャンブラーが負けたということになります。一方、ギャンブラーがカジノで賞金を獲得したなら、カジノが負けたということになります。しかしながら、真実はそれよりもはるかに複雑です。第一に、カジノでギャンブルをしているのは1人だけではないのです。もし1人しかギャンブラーがいなければ、カジノがまっとうなオッズのゲームを提供することなどできなくなります。

ギャンブル・コンサルタントによるプレーヤーへの助言

ギャンブルの専門家は、カジノでプレーヤーが勝率を上げるために、どのようなアドバイスをしているのでしょうか。

彼らは、ハウスアドバンテージ(胴元の優位性)が最小限のゲームについて、ブログ記事を書く事があります。私自身、この種のブログ記事は数多く書いてきました。私の記事をいつも読んでくださっている方なら、ルーレットやスロットマシンよりもブラックジャック、クラップス、そしてビデオポーカーの方が、オッズが高いことをすでにご存知でしょう。

専門家らは、カジノ攻略本を執筆することもあります。例えば、カードカウンティングによってブラックジャックでアドバンテージを得る方法について書かれた本などがあります。カジノの取り分を減らし、プレーヤーが勝てるチャンスを得る方法を助言しているのです。

ギャンブル・コンサルタントによるカジノへの助言

カジノは、ギャンブル・コンサルタントを採用することで売り上げを伸ばすことが期待できます。カジノがより多くのプレーヤーを呼び寄せるためのゲームのプロモーションを実施するうえで、専門家の意見は役に立ちます。ギャンブル専門家はカジノでのギャンブラーとして、自身で経験を積んでいることが多いため、どのようなプロモーションがプレーヤーを惹きつけるか心得ています。

カジノがハウスエッジを多めに設定している場合、フロアにたくさんのギャンブラーがいればいるほど、よりカジノが儲かるということになります。しかしカジノアドバイザーは、長い目で見てカジノのためにはならない、このやり方は避けるように助言します。それよりも彼らは、カジノにアドバンテージプレーヤーを認識させ、そういったプレーヤーにペナルティーを課すことを勧めるのです。

まとめ

モラルに反することなくカジノ側とギャンブラー側、双方へのコンサルティングを行うことはできますが、それはやり方次第です。最も大切な点は、どちらの側をも欺くことなく、信用を裏切らないことです。これを守れば、罪悪感なくカジノとギャンブラー、どちらの相談にも乗ることができるでしょう。